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今回の記事は、体育祭の意義と教師の役割、ユーマンが当時体験したことを紹介!
教師側はあくまで裏方に徹して、生徒の主体性を育成していきたい所ですよね!特に、中学・高校と上がるにつれて、生徒自身が何かをしたいという意欲、「主体性」が少しずつ出てきます。
教師は子供たちの主体性を見守る形へとシフト
もちろん、完全に任せきりという訳にはいきません!「体育祭実行委員会」という形で、生徒は主体的に動いてどのようにすれば良い体育祭になるか、知恵を振り絞るのです(^^)
しかし、段取りや全体の声かけなど上手くいかないことが多く、頑張る生徒ほど大いに悩みますね・・・
それとなく解決策を与えたり、裏でバレないようにこっそりと段取りを整えておいたり、時には「よく頑張っているね!」と モチベーションを上げたり・・・
教師は、「見えないサポート」で生徒を支えて成長を促進させるのを最優先!
体育祭のスローガン、応援団、競技種目のスコア管理、司会進行などで運営に携わる生徒の成長は、目を見張るものがありました❗私は学生時代、体育祭は単なるスポーツ大会程度にしか思わず、深く考えてなどいませんでした。
実際、教師になった視点で体育祭を経験すると、私の思ってた体育祭とは、かなり違いました!

公立では当たり前なのかもしれませんが、
応援団があり、それも応援リーダー中心の応援パフォーマンスがあるとは思いませんでしたよ‼
応援団があって、バリバリに練習した方が熱くて楽しそうで、感動も違ったでしょうね!
青春を感じて羨ましいものでしたね(^^)
体育祭当日までは、競技の練習はもちろんですが、応援練習もたくさんあって、子供たちの熱が半端なかったですね。
教師はどこかの団に所属、応援団を指導する「中心となる教員の裁量」は凄かった
まず団長・副団長と各学年の応援リーダーを指導し、応援のパフォーマンス内容を決めていきます。はっきり言って、相当まとめる力がないとできないと思いましたね・・・
当時学級経営の経験がない私は、ただじっと見ることしかできませんでした(~_~)
そして体育祭当日❗
私は赤団だったので赤の服で統一して気合い十分の格好で行きました。
晴天で最高の体育祭日和で、子供たちも落ち着かないのか、めっちゃ早くに登校してくる子が、ちらほらいました 笑
教師目線での体育祭は全然違う!
まず、子供たちの輝きがいつもと違いました!真剣そのもので、また熱い闘志を燃やし、競う姿は鮮明に今でも思い出せます。
応援パフォーマンスでは、持てる力の全てを出しきり、やりきった姿
得点の結果発表で盛り上がる歓声
最後には、応援団解散式が各団で行われ、リーダーを労う声と涙の感動
全てが私にとって新鮮で、体育祭のイメージが覆る貴重な経験になりました。
進行や記録は、生徒会を含めた委員会がするんですが、私が顧問を務める保体委員がスタートダッシュの担当だったということです。
団の指導の時はほぼ見ているだけで、どのように声をかけて指導したら良いのか、さっぱり分からず・・・
これも勉強不足でした(^-^;
そこから褒めの言葉1つでも子どもたちに伝えておくべきでした・・・
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