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今回の記事は、「学年分掌」という学年で担当する業務でユーマンが経験したことを紹介!
「校務だけで精一杯!」と言いたい所ですが、学年ごとに業務が分担される「学年分掌」をこなさなければなりません。
「事務仕事なら、事務員がやればいいんじゃないか?」と思うかもしれませんが、事務員は1~2人程度で学校全体の庶務業務や学校運営に関わる業務を幅広くこなすため、大変です。
学年分掌は「学年会計」と「学年親睦会」を担当!
初任者であろうと、関係なく担当は受け持ちます。基本的に、副担任が大変なものを担当しますので、例外なく私は2つ担当しました。
担任は担任業務が最も大変で、副担任はその分の負担差がありますからね!
会計担当は想像以上に大変だった!
正直さっぱり分かりませんでしたので、事務員や主任に相当助けてもらいながらやり遂げました。最初の指示は、「とりあえず届いたレシートや請求書、領収書は保管しとけ」でしたが、
凄くいい加減な指示で困惑したのを覚えています!
以下のように教えてもらえれば、分かり易かったですね。
「学年会計は複雑なので、まずは事務員に聞いて管理の基本(積立金や支出金の意味や入力の仕方など)を教わりなさい」
当時の私は他力本願な考えでしたし、後回しにするという「典型的なできないタイプ」でしたので、本当に会計でしばらくは何もしないで良い!と思いこんでしまいました。
会計は事務員の仕事にしてほしいのが本音
もちろん事務員も大変ですが、会計は副担任とはいえ知識が必要な側面が強いため、相当な負担を感じました。積立金や支出金の意味すら分かりませんでしたし、ましてや学期末毎に会計報告があることなんて、最初は知るはずがありません(^o^;)
1年・2年の会計よりも、3年生は修学旅行や卒業アルバム作成費、行事などが多く大変でした!
学年会計業務の失敗から学んだことは?
各家庭に返金するお金を封筒に入れて小分けする必要があったんですが、銀行から引き出したお金を金庫にしばらく入れっぱなしにしてたんです。早く準備しておくように、と校長に言われていましたが・・・・
返金するのはまだ先だからと独断、後回しにするのは絶対にNG!
それから日数が経ち、ギリギリになってから、お金を封筒に小分けし始めました。読みが甘いとかいう以前に、上司に言われたらすぐ行動に移すことが鉄則
想像以上にたくさんあって深夜近くまでかかったんですよ・・・忙しいとはいえ、優先順位をよく考えて行動しないといけないことを学んだ経験でした。
その日の校長が帰り際に、
「何や、今やってるんかね?」と失笑されましたが、その時はその言葉の意味が分からず、
「はい!頑張ってます‼」と元気な返事をしました 笑
「学年親睦会」の業務内容は?
学年の飲み会の幹事や学年会議で食べる菓子類、軽食等の差し入れの費用を管理するんです。その費用は親睦会費として、毎月1万を給料より天引きされるようになっていました。
余れば、最終的に年度末で返金することになります。
教員は中々夜時間がとれないので、飲み会や交流会は数少ない
春か夏に皆で旅行にでも行けば、ちょうど良いんですけど、学年内の人間関係が一部で壊滅的でした 笑あわせて読みたい

職場の人間関係が悪いと大変!現状をどのようにして改善する?学年の教員同士は、1つのチームです。不幸なことに、私の学年にいた女性教師2人対1人の仲が壊滅的で、それだけで雰囲気も悪かったのです。いずれにせよ、相手の悪口や陰口を叩くような人は尊敬できません。
なので、旅行の話はあったものの、結局ただの食事会になってしまったんですね 笑
このようにこれも大切な役割ですが、幹事をやったことがありませんし、上手くできるわけないので、頼りになる先輩に助けてもらいました。
この先輩(K先生)がいなかったら、1年もたなかったと思うぐらい、お世話になった方です。
以上のように、学年分掌も中々大変なのは、理解できたかと思います!
しかし、これでも副担任の中では楽な部類です。
後残っているのは、三年生だと
「進路指導」
「人権推進教育」
と、どれもかなり豊富な経験がないと無理なものばかりでした(^o^;)
学年分掌は大変だが、自身のスキルUPにはなる!
私が担当した会計や学年親睦会など、大変な業務は担任ではないフリーが担当します。事務員の仕事ではないかと思うほど、やることが多いのがネックですが何を割り当てられても良いように幅広い知識が必要ですね!