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今回の記事は、「個に応じた指導」に着目したユーマンの実践例を紹介❗
チームティーチングや習熟度別クラス指導、グループ指導など、数ある指導形態のうち1つが
【個に応じた指導】になります。
俗に言う、個別指導ですね!

しかし、授業料は高い割に多くの塾は大学生アルバイトを雇って人件費を削減しているので、決して質が高いとは言い切れないはずです。
中には、通えない子だっていますからね(^-^;
今や低コストで質の高い映像授業も浸透してきていますが、学校でできる限りのことは教師である以上他に任せず最善を尽くすべきです❗
では具体的にどうするのか?
主に私は2通りで実践してきました。
①個々の指導に焦点を当てた集団指導
「~先生は授業が速い!」「~先生は何を言っているか分からない」など、不満を聞いたことがあります。こうなる原因は、単純な教師側の力量不足もあると思いますが、上のレベルの子に合わせている(以降アッパーと表現)かもしれません!
つい教師はアッパーにより「全員が理解できた」と誤認してしまうのです・・・・
下のレベルの子(以降ロウワーと表現)は、
アッパーの発言に抑えられ、質問もできず理解できないまま授業は進められます。
そこで、一旦止めてロウワーの子に理解できたか、必ず確認を入れます!
(何も反応なくても顔を見れば分かるはず 笑)
そして本当に今のが内容が理解できたのかを、アッパーの子に聞いて説明させるんですよ❗
分かっている説明をまたされるのは、アッパーの子にとって退屈なので、「説明のアウトプット」をすれば、教師側も全体理解の再確認ができます。
発問方法も工夫が必要!
アッパーの子は理解も早く、積極的なタイプが多いので、全体発問をした時によく答えてくれます!ロウワーの子に焦点を当てた発問をして、個別で答えさせても良いですね(^^)
②個別のフォローアップ
もちろん①だけでは限界があります!!「後で質問ある人は来てね~」と言っても、ほとんど来ませんよね?笑
やはりこちらから声かけをして、半強制的に個別指導できる時間を確保すべきです❗
もちろん信頼関係のある前提ですし、男女であれば年頃の子だと変な誤解されては面倒ですからね 笑
最初は嫌がる子が多いと思いますが、テスト前など必要性が高いタイミングを見計らい、徐々に声かけしていくと自然です!
私は教員時代、初任の時は全体指導で余裕がなく個々を見る視野すらありませんでした・・・
【授業のお悩み解決】4つのダメな例からユーマンが実践した授業で役立つテクニック編
上記のような教員の姿勢は必ず子供たちに伝わる❗
個別指導はすごく労力が必要ですが、個別指導のメリットは大きいです。子供たちのことを考え、私も指導のプロとしてどう取り入れるか自己研鑽していきます❗
個別指導がとても効果的な反面、相応の労力がかかります。
保護者・子供たちの信頼を得るチャンスと捉え、教員自ら個別指導できる機会を増やしていくようにしましょう!
何より、上記3つのメリットには良い教員を目指す近道になり得ます。