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今回の記事は、授業以外の教員の仕事の1つ「校務分掌」という組織としての担当業務について詳しく紹介!
どの教員にも「校務分掌」といって、 学校運営を協力体制で円滑に進めていくための役割分担のことですが、当然役割によって業務の量は異なります。当たり前の話ですが、できる教員ほど業務が多かった様子でした!

初任者は、負担の少ない校務で考慮してもらえる!
最初の記念すべき校務は、地域の特色がいかにも強そうな「地域指導員」というものでした。指導員と聞いたので、「まさか地域のボランティアに出て指導するの!?」って焦りました (^o^;)
でも実際は、生徒にボランティア活動を紹介する窓口で、募集用紙を配ったり、校内放送で募集を呼びかけたりします。
地域から花の苗植えや川の清掃活動
祭りの奉仕
幼児・小学生のリーダー活動
ボランティア紹介はたくさんあります。
この様なボランティアに参加する子供たちは、本当に素晴らしいですよね(*^^*)
私が生徒の立場なら、間違いなく面倒くさがって参加しないでしょう 笑
生徒はもちろん、ボランティアが好きなだけでやっているわけではありません。
まぁそれが分かっている生徒は賢い子ばかりですが 笑
という訳で、この校務の負担は軽いですが、大変なのもたくさんあります。
「生徒会」や「生徒指導部会」、「進路指導」などの代表が特に大変!
私はやっていないので詳しくは分かりませんが、山のようにやることがあるようで、いつも忙しそうでした。教員はもちろん、生徒会は子どもたちも忙しそうでしたが、今後すごく良い経験になるでしょう!
ちなみに私の校務分掌は、主となるのが「地域指導員」でしたが、細かく分けると他にも「学年部会」「教科部会」「委員会」あります。
①保体委員会 副顧問
②生活指導部 メンバー
③英語教科部会 メンバー
どちらも、主でないのがポイントです。
保体委員の担当内容を紹介
保体委員は委員会の一部ですよね?保体委員長(生徒)と相談して、今月は何をするのか、どんなキャンペーンを推進するのか(給食後の歯磨きキャンペーンとかあります)決めていきます。
そして専門委員会という、放課後に各クラスの保体委員が集まって話し合う生徒の会議がたまにあるんです。
そこで決まった内容を伝えるために、保体委員長が司会進行を務めて、顧問が助言するという感じです。
生徒会に立候補しるような子は、積極的で優秀な子ばかりですけどね。
保体委員会の主は養護教諭でしたが、私は提案などほとんど任せっきりにしてしまい申し訳なく思っています・・・・
ちょっとした雑務や委員会の時に、アドバイスしたぐらいでしょうか・・・?
校長にもそこは指摘されてたんですが、自分に余裕がありませんでした・・・
生活指導や教科部会等のメンバーの役割は?
指導部会という会議に参加して、所属学年の生活態度はどうか報告していくのが主な仕事になります。もちろんそこで決まったことは、学年会(所属学年毎の会議)で伝えるのが義務です。
ここでも同学年の先輩が一緒で、すごく積極的に色々と意見を言う人なので、私は沈黙でした(^_^;)
代表教員は、この指導部会までに資料を用意して、部会で決まったことをまとめた後、職員会議で報告と提案をしていくという責任がある!
このように、「校務分掌」と「学年分掌」でやるべきことは授業以外に山積みだということです。あわせて読みたい

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民間企業にある、社員の「社内担当業務」と全く同じ考えですね!
現場教員の本音は?
あるベテラン教師の先生がこう言っていました。「授業が後手になる」と。
本来授業がメインではずの教師がこれでは本末転倒ですが、学校運営のためにはそうもいかないのが現状ということです。
授業、校務、担任業務や部活関連などこれだけ業務があれば、長時間労働になることは明確ですね!
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せっかく校務を担当するなら、自身のスキルアップのためと前向きに考えないと身体がもちません!
民間企業と同じく、教員にもたくさんの組織として各担当がある!
校務の仕事量は膨大で、特に新任は授業準備だけでいっぱいになり、校務をこなせなくなるかもしれません(+_+)周りや先輩に便り、優先順位をつけて効率よくできるようにしましょう!