目次
今回の記事は、最後の授業で子供たちの印象に残るように思いっきりハジけて締め括ったエピソードを紹介!
「最後の授業」をするからには、生徒の記憶に残るようなインパクトのある授業にしたいですよね!特に初任者初の生徒たちならではの、強い気持ちが当時の私にはありました!
教科書の内容はとっくに終わり、入試も終わって全員進路が決まった3月の話です。
生徒は皆担任にサプライズを考えたり、感謝の手紙を書くなどの段階になっていました!
「最後はどうやって授業を締め括ろうか?」と2月からずっと考えていた
真面目に終わるのは絶対に嫌なので、「どうせなら思いっ切りはじけてやろう!」とを忘れられないことを重視していました!
もちろん英語科なので洋楽をするんですが、英語の授業でよくある「洋楽を楽しむ」授業をそういえばしてなかった(する余裕もなかった)と思い付いたんです!
曲は、王道から外れていますが、スローテンポでメッセージ性の強いGreen Dayの名曲「21GUNS」にしました。
今思えば、「I want it that way」とかもっと皆の知っている、歌いやすい曲にすべきだったかも知れません・・・
洋楽をただ授業でするなら何も面白くないので、実際にオススメ曲を歌うと盛り上がると予想
ただし、問題は弾き語りをやったことがなかったので、練習しましたが、本番まで時間がなく、不十分でした (^o^;)結果を言う前に言っておきますが、思い描いていたイメージは「え! 先生意外にすごいやん!感動~」と思われたかったんです。
クラスの反応は、クラス毎に違うという面白いことに!?
まず一番始めにやったBクラスでは、まさかの大爆笑でした・・・笑初の弾き語りに緊張してしまって、「One, 21guns」のサビの裏声が全く出ずに変な声になって、お笑いライブみたいになっちゃったんですよ 笑
次のC組でもやっぱり裏声が出ずにお笑いライブみたいになったんですが、ムードメーカーのT君が「Green DayのBasket Caseなら弾けるよ」と言い出したんです。
彼が音楽好きでギターを弾いているのも知っていたので、ノリでT君がギター、私が歌うというデュオを急遽結成しました 笑
それよりも、さすがC組といった感じで、後ろの予定黒板に授業の内容を生徒が書いているんですが、「先生のライブ」と綺麗に書いていたのは、面白かったですね 笑
このセンス褒めれば良かった!と今後悔しています・・・・
あわせて読みたい

ほめる達人になろう!ほめて伸ばす教育へユーマンの実践この記事では、ほめることで人生を豊かにする「ほめ達検定」を受けて思うこと、今後の挑戦すべきことを紹介しています。
最後にA組ですが、喉も慣れてきて緊張も解けてきたので、普通にしっとりと終わってしまいました(^o^;)
でも、その前の授業で洋楽の授業をした時に、21GUNSのMVを見せながら聴かせたんです。
そのPVが後半は刺激的なシーンがあるので、その手前で止めたんですが、理由を言ったら「見せて!」と異常に盛り上がりました 笑
クラスで予想外な反応があるからこそ、やりがいがある!
普段の授業も同じで、Aクラスでは手応えがあっても、Bクラスでは今いちということが結構あって雰囲気や理解度に応じて変えていくのは難しいと感じました。今回の最後の授業もクラス毎に反応は違いましたし、結果として最後の授業は成功したと思いますね(^^)
結構中学3年生にもなると、多少のことで笑わず時には冷めた反応されることもあるんです!
「失敗しても気にしない!」姿勢を伝える方向にチェンジ!
本当は「努力して頑張れば、先生のように人前でこんなパフォーマンスができる!」と締める予定でした。
失敗しても気にしない! 大事なのは自分を信じて、堂々とやりきること!今後必要なのはこのポジティブな姿勢だ!
と急遽メッセージを変えましたが、良い感じに我ながら土壇場で変えれたと思います 笑あわせて読みたい

ピンチをチャンスに!教員時代の失敗が転職先で役に立ったことは?この記事は、ユーマン自身が教員時代にコミュニケーションや非常識さで散々苦労してきた経験から、転職してから役立てた秘訣をいくつか紹介しています!
大事なのは、最後の授業で何を生徒に伝えたいかです!
ここにこだわってやるかどうかで、良い授業にできる可能性が拡がるんですよ!
生徒からの最後の感謝手紙は最終授業のことがメインに!!
最後に手紙を渡されて、家まで我慢できずに学校で読んだら、最後の授業が一番面白かったと書いている子が結構いました。テストの採点で揉めた例のK君も、「先生がはじけていて最高だった」と書いてくれましたから 笑
あわせて読みたい

テストの返却で問題発覚!ある生徒が大激怒したがどう対応する?定期テストの採点→返却までかなり時間がかかります。採点ミスのないよう何度もチェックしますが、それでもミスは起きてしまいます。ようやく返却になった時に、○や△の基準がはっきりしてなければ、本文のようなトラブルが起こるので要注意です!!
別に最後の授業に限らず、時にはイレギュラーなことして、遊んでみるといいかもしれませんよ(*^^*)
必要なのは、度胸ですかね?笑
教員自身が授業を楽しむのもまた、良い授業にできるコツなのです!