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今回の記事は、教員が最大のやりがいを感じる「卒業式」で経験したことや子供たちからの感動エピソードを紹介!
ついに卒業式を迎えた日、非常に感慨深いものがありました。たった1年しか教えていない子逹でしたが、もう会えないと思うと寂しかったですね・・・

もちろん、卒業式を迎えるまでに予行演習など、子たちも相当な準備をしました。
整列して入場から退場まで、教師に叱られながらキビキビと動けるようになるまで練習させられるのです。
特に、合唱はかなり厳しく指導されていて、3年生は全体的に大人しい分、
元気がないので合唱の声がどうしても小さかったのですね・・・
全体指導は難しく中にはできている生徒もいるので、士気を下げないように指導するのは難しいのですが、何の違和感もなく、生徒のモチベーションを上げて先輩たちは指導していました!
卒業式の予行練習は教師も子供たちも大変!
皆さんも同じように大変だった経験がありますよね?ここまで負担をかけて練習する必要があるのか、少し疑問にも思ってしまいました(^-^;
苦労して練習したものが積み重なって最後に感動として弾けるんですけどね!
卒業式の前にインフルエンザが大流行!?
これだけ練習した卒業式の前に、不幸にも遅れてインフルエンザが流行りだしたのです(^o^;)今年は大丈夫だろうと思った矢先だったので、皆油断したんでしょうかね 笑
しばらく、「全員マスク着用」が義務付けられ、何と卒業式まで全員マスクという異様な光景になってしまいました・・・
マスク着用ではまともに歌えないので、どうしても声のこもった合唱になるということです。何より、息苦しいですよね・・・
生徒にしたら、この卒業式に向けて合唱の練習を積んできたわけです。
当然、子供たちの間で不満が一気に拡がり大ブーイングでしたが、決まったことなので仕方ありませんよね。
最初で最後の集団で反抗が感動的!
学校の理不尽な判断に屈するほど、卒業生は黙って従うほどの真面目さ?はありませんでした。なんと、本番で歌う直前に全員がマスクを一斉に外したのです!!
「いつ打ち合わせたの?」って思うほど、全員のタイミングがバッチリで度肝抜かれました。
ここまで一致団結した姿は今まで見たことありません!
巧妙な演技が凄い!!
それだけでも驚いて感動したんですが、一番は普通にマスク着用のまま歌っていて、何だか微妙な雰囲気を出していたんです・・・2番目で一気に外して盛り上げたので、卒業生の合唱が普段以上に素晴らしく感じて、危うく泣きそうになりました 笑
卒業生も泣いている子が多いし、教師側もかなり泣かされましたね!
卒業生による、「最初で最後の抵抗」は当然不問で、むしろ感心の域!!
このアイデアは後に聞くと、学校で最も厄介な生徒ワースト3に入る子でしたが、影響力が強く皆をまとめたそうです。将来性を感じるカリスマ力ですね!!
そんなドラマありの卒業式が終わったら、担任による各学級での解散式になります。
3年生の担任なら、卒業式で教師の最大の魅力を感じることができる!
卒業式が終われば、最後のHR「学級解散式」になります。担任によって、解散式のやり方は様々ですが、遅くまで前日に残って準備している先生方ばかりでしたよ!
生徒からサプライズのあるクラスもありましたね!!
副担任だった私にもサプライズあり!
副担任のクラスで、生徒から私に感謝の言葉と共に花束が渡されたんですよ(^-^)とても嬉しかったんですが、フリーで貰ったのが私だけかと思ったら全員だったのがちょっと残念です 笑
そして、解散後は恒例の皆で写真をたくさん撮ります。
私は待ち望んでいたので、言われたらめっちゃ嬉しかったです 笑
でも思ってたより少なく、他の先生方に負けてたので、もっと頑張ろうと逆に思わされましたがね・・・
卒業式の日は教師をやって良かったと心から感じる!
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担任ならば、もっと感動したと思いますけどね!
3年生の担任は入試もあり、他学年より大変な側面もありますが、最後に最高のやりがいを感じることができます。