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今回の記事は、家庭訪問に対する考え方について!
4月始業式が終わって少しひと段落したと思えば、次は家庭訪問があります!大体、4月下旬~GW明けと分けて行われているはずです。

家庭訪問は、保護者と信頼関係を深めるチャンス
しかし、新人にとってはノウハウが分からず、私も苦労した思い出があります・・・(^-^;そもそも保護者がどんな人か、家庭か分かりませんし、
下手なことを言ってしまえば、保護者から信用失う可能性もありますよね。
保護者とコミュニケーションをとれる、最高のチャンスとプラスに考える!
今の私ならこう思えますが、当時はネガティブ思考だったので、不安だらけでした。俗に言う「厄介な保護者」がいるかもしれないと思ってましたし笑
大前提、「保護者は味方」と考えるのが鉄則なので、
厄介で苦手な保護者も絶対いると思えますが、恐れずにいきましょう!!
この辺りはまた詳しく「保護者との接し方」で詳しく述べていきますが、家庭訪問は「入念な準備」さえすれば大丈夫です。
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新任の先生へ、保護者と上手くコミュニケーションを取るための実践例を紹介「モンスターペアレント」がいる中、保護者とのコミュニケーションは難しいですが、教員なら避けて通れません!「保護者は味方」そして、「子どもの具体的な話をする」ことによって、仲良くなり信頼関係を築くことができます!
【絶対必要な準備】
懇談案内配布
→日時のアポ取りをします。まずはこちらで決めた日時で案内しますが、変更される可能性が高いので、いくつか候補の設定を!そして、生徒がプリント渡していない方が確率高いので、もし提出してこなければ電話で確認しておきましょう!
前日確認電話
→絶対必要ではないかもしれませんが、保護者に確実に会えるようにするにはしておくべきでしょう!「~さんは忘れっぽい」など、前担任から情報をシェアしておくと良いでしょう!
今も仕事柄保護者とよくコミュニケーションとりますが、社内用語で「リマインド」と呼んで、よく指示されてきたので大事な確認です。
マップ作成
→家庭訪問用に、効率良くできるように地図にルートを考えてドットマップの作成していきます。私はこれに最も時間がかかり、深夜こえてしまいました・・・。
(地域の地理に詳しければ良いのですが、私は遠方から来たので調べる時間もかかったからです)
下見
→ルートに不安なら絶対すべきです!車を使うならそもそも通れるような道なのか、自転車を積んで回った方が早いのか、考えた方が効率的ですよね!
家庭訪問は時間との勝負でもあるので、下見は絶対に初めての場所なら必須でしょう。
話すネタ
→その生徒の人間性とかではなく、学校生活ならではの良さを伝えられたら最高です!これは慣れが必要ですが、その子の苦手としていることで、何か頑張ったことがあれば伝えましょう!
初期の家庭訪問でまだ関係性が浅ければ、どのようなことを保護者が求めているかを聞いても良いでしょう。
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例えば、体育の得意な子どもはいつも運動面での活躍で褒められてるので、もしかしたら保護者は聞き飽きているかもしれませんよね?
ならば、授業中あまり発言しなかったのに積極的に発言できるようになった、
とか少しでも成長した様子が伝えられると、とても信頼されるようになります!!
逆に何か問題を伝えるときは、先に褒めてから伝えるのがコツ
言いにくいことであっても、保護者の協力なしではその生徒の問題を解決はできません!
反対に、保護者からは家庭での様子を聞きましょう!
話題の切り出し方で、単純な感想を伝えるのはかなり使えます!
例えば、「庭の花がキレイでよく手入れされている」「犬を飼っている」「表札や郵便ポストがオシャレ」など色々あるはずです!
玄関先に入れば、野球のバット・サッカーボールや一輪車などが置いてたりすると、そのこの子趣味も見えてくるので、フランクな話題からできるでしょう(^^)
これだけ準備すれば大丈夫でしょう!
期間内に、各家庭を分けていかに効率良くできるかが、勝負です。
私の家庭訪問初回ですが、しっかり準備したので特に問題なく無事に終わりました!
大変だったM君については、日頃から家庭訪問したり保護者とはたまに連絡してたので、色々問題ありましたが例外とします。
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本番当日は、タイムマネジメントが命!
道に迷うことは下見していれば大丈夫として、あるあるなのが、「保護者と話し過ぎること」ですよね~・・・
長くなりそうだったり、答えられない質問されたら曖昧にいい加減な返事はせずに、次もあることを伝えて一旦持ち帰りましょう!!
厄介そうな家庭はその日の最後に組んでおけば、ゆっくり話せる
皆さんが無事に家庭訪問を終えられるよう、何か参考になれば幸いです(^v^)
家庭訪問が1年の信頼関係を作っていく!
家庭訪問は下見から準備が大変ですが、じっくり保護者と貴重なコミュニケーションのできる時間です。時間を空けてもらえる感謝を忘れずに、子供の「ほめポイント」をしっかりと話せるように準備しておきましょう。