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今回の記事は、保護者とコミュニケーションを上手くとる方法を紹介!
大前提として、 「保護者は味方」という考え方が鉄則です!
間違った対応をすれば、普通の保護者から厄介な保護者になる人もいますから、難しいのは事実です。
「保護者と関わるのは面倒くさい」という考えになるのは、分かりますよ(^-^;
「保護者は味方」の考えだけは忘れてはいけない!
クラスに約40人いるとして、各家庭の保護者と普段どれくらいコミュニケーションがとれるでしょうか?中々、保護者も忙しいですし普段学校に来ないので、直接コミュニケーションとれる機会は必然的に限られてくる訳ですね(+_+)
せいぜい電話で欠席連絡があった時や、何かしら連絡事項がある時に話す程度でしょう!
何もしなければ保護者とコミュニケーションはとれる機会がほとんどない
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では、このまま放置してコミュニケーションとれていないとどうなるでしょうか?
「保護者が敵」になる確率が大幅に高くなる!!
つまり、こちらが何かしらミスした時に「モンスターペアレント化」するかもしれないのです!私は教員時代、積極的に保護者とコミュニケーションをとろうとせず、必要最小限で後悔しています(+_+)
今は保護者と上手くコミュニケーションとれなければ、仕事柄非常に困るので「保護者と仲良くなる」にはどうすれば良いか、非常に悩みました。
保護者と信頼関係作り=仲良くなる!
では、それを具体的にどうしてきたかですが、とても単純で「子どもの具体的な話をする」だけで十分なんです!
当たり前の話ですが、保護者とコミュニケーション苦手な人は意識的に避けてるか、子どもの話をするネタがないのでは?
しっかりと日々子どもたちとコミュニケーションとれていれば、何かしら話すネタは誰でもあるはず!
別に無理に褒めなくても構いません!よく言われるのは、「子どもの褒めポイントを見つける」ですが、どう探してもない子だっていますからね 笑
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気になる子なら今日学校でどんな様子だったのか、
電話で少しでも保護者に伝えるだけで、全然印象は違ってきます!
毎日でなくとも、週一回はやるべきです!
私は今、保護者相手に「子どもについて話す」ことを実践しています。
そうすると、教員時代にはなかった悩みの相談など、色々信頼してくれるようになりました❗
中々褒めるのが難しい子でも、「褒める機会を増やす工夫」をしています!
以下実践していることをまとめてみました!(教員では難しい点があり)
①授業以外のサポート充実!
例1:授業前後に小テスト→合格すればポイントゲット! 全ポイント達成で、プレゼントあり!「ゲーム形式」で楽しくさせる工夫をして、子供の自主性を育成していきます。
例2:復習勉強会など積極的に実施
テスト前や授業についていけない子を集めて、定期的に実施する。
例3:個別フォロー
休んだケースなど、フォローが必要な子に寄り添う
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個々の学力差がクラスに必ずある!?差をフォローする方法個別指導は、まさに「個に応じた指導」に基づいたあらゆるレベルに対応できる指導スタイルです。しかし、日々の授業では集団指導のため、教師が個別て時間を作る必要があります。
②実績の視える化
例,英検合格やテストの成績伸び率、給食の配膳スピード貢献No.1、学習態度No.1の班など掲示するなど子供たちの力がどれだけついたのかを、目で見て分かり易くします。
私が中学生の頃は、ランキング形式で成績上位の子を掲載していたので、単純にランクインしたいと思うようになるかもしれません!
③同僚との連携
他の授業ではどのような学習態度か、クラブでどんな感じかなど、情報収集をします。この連携がどれだけとれているかで、学年の統率力が変わってくるので、主任や先輩教員次第なのもありますが、人間関係にもよるでしょうね!
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職場の人間関係が悪いと大変!現状をどのようにして改善する?学年の教員同士は、1つのチームです。不幸なことに、私の学年にいた女性教師2人対1人の仲が壊滅的で、それだけで雰囲気も悪かったのです。いずれにせよ、相手の悪口や陰口を叩くような人は尊敬できません。
上記事のようなこともあり得るので、積極的に自らコミュニケーションをとるようにしましょう!
この3つで相当増やせるはずです!
ちなみに、保護者の中には個人差あるものの、皆さんも苦手なタイプがいませんか?
どうしても、そんなタイプは避けたくなりますよね!
後は過去何かしらクレームがあった保護者です。
一度きつく言われて、逃げ腰になりがちですが・・・
苦手な保護者を避けるのだけは絶対にダメです!
私も今まで保護者から直接クレームを言われたり、キツく言われたことは何度もありますが、解決すればしつこく謝ったりはせず、普通に接するようにします。
保護者もある程度覚悟をもって言いに来たはずですから、自然な感じに戻るようにしましょう!
これは「接客の基本」ですが、人は苦手な人に遭うと表情に出て避けたくなりますが、そんなことをすれば二度と信頼してもらえません!
「失った信頼」は取り戻せますので、どんな保護者でも積極的にコミュニケーションとって、まずは仲良くなれるように一緒に頑張りましょう!
保護者を味方にして、協力して子供を育てる
保護者は敵に回すと大変恐ろしいですが、大多数はこちら次第で味方になってくれます。たとえ不満やクレームがあったとしても、絶対にその保護者から逃げてはいけません!